令和6年12月度AI活用会議議事録

定期

可能性を形にする一歩

今回の会議の冒頭では、前回の振り返りを兼ねた雑談がありました。その中で、 「AIの情報を見ていると、何を目指せばいいのか見失ってしまう」 という意見が多く挙がりました。

皆さんも、一度YouTubeで「AI活用」について検索してみたことはありませんか?
検索結果には、 「一撃200万円!」「〇〇で一攫千金!」 といった、つい惹かれてしまうようなタイトルが溢れています。

確かに魅力的に感じるものの、こういった情報に引き込まれるうちに、
「自分が何をすべきかわからなくなる」
という状況に陥りがちです。結果として、何も行動に移せないまま終わってしまう、という本末転倒な結果になりかねません。

「じゃあどうする?」から実践へ:AI活用の価値を体感

「AIを活用しよう」と情報を集めても、具体的に何をすればいいのか迷うこと、ありますよね。
そんな中、今回の会議では、 「どうすればAIを自分事として活用できるか」 をテーマに進めました。

実は、以前の私が経験した「本の出版」の話を共有したところ、参加者の中から 「それなら自分もできそう!」 という声が挙がりました。
目の前に実際に体験した人がいることで、AI活用を 「遠い話」から「自分もやってみたい」 という感覚に変えられることを実感しました。


アパレルブランド構築をその場で実演

そこで、前回の会議でちらっと話題に上がった 「オリジナルアパレルブランドを作る話」 を取り上げ、 「今、この場で形にしてみよう」 という実演を行いました。

AIは、聞いているだけではその価値を実感できません。実際に使ってみて、初めてその可能性に気づくものです。
今回の会議では、 「試しにやってみる」 というスタンスで、AI活用の一連の流れを共有しました。


アパレルブランド構築:実践で得た気づき

前回(11月)の議題で話題に出たオリジナルアパレルブランド構想を、その場で実際に進めた結果、
「驚くほど簡単にブランドオーナーになることができる」 と参加者に驚きをもって体感していただけました。

試みたプロセス

  1. AIを活用した作業
    • コンセプトを決める
      • ChatGPTを使い、ターゲット層やメッセージ性を考慮したブランドコンセプトを作成。
    • ブランド名を決める
      • ChatGPTに提案を依頼し、「Ebb to Flow(エブトゥフロー)」という名前を採用。
    • ロゴを作成
      • ImageFXを活用してブランドイメージに合ったロゴを作成。
    • 写真を生成
      • AIでコンセプトに沿った商品写真やブランドイメージのビジュアルを作成。
  2. AI以外のWEBサービスを組み合わせた作業
    • 公式サイトを作成
    • ネットショップを開設
    • オンデマンドサービスで商品登録
      • PaintoryやPrintfulを使い、注文が入れば自動で製造・発送される仕組みを導入。

AI活用の価値を体感する機会に

ほんの数時間前までは「アイデア」として話していた内容が、 「AIと少しのWEBサービスの連携で現実に形になる」 という事例をその場でお見せしました。

参加者の皆さんには、AIを使った実践を通じて、
「AIの活用は特別な知識がなくても、今すぐに自分のアイデアを形にすることができる」
ということを体感していただけたと思います。


新ブランド「Ebb to Flow」の誕生

こうして誕生した 「Ebb to Flow(エブトゥフロー)」 は、大人の女性向けサーフィンアパレルを中心としたブランドです。
震災復興や地域資源の魅力を取り入れながら、これから成長させていきます。

このブランドの育成過程で得られる新たな気づきや学びも、次回以降の会議で共有していきますので、ぜひご期待ください。


「やってみる」から始まるAI活用

もし、 「こんなこともやってみたい」「AIを使って実現したいことがある」 という方がいれば、ぜひご相談ください。
AIの可能性を一緒に探りながら、新しい挑戦をサポートしていきます。

次回の会議では、さらに多様なAI活用事例を実践しながら、地域の未来を形にする方法を共有していきます。

AIとともに、アイデアを形にする挑戦を始めましょう!


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