本音を解放し、自分の花を咲かせる挑戦へ
明けましておめでとうございます!
震災から1年、能登では少しずつ復興が進んでいますが、今年は 「新しいことを始める年」 としてスタートしました。
令和7年1月16日(木)に今年1回目のAI会議が開催されました。
今回のAI活用会議では、 「これからの能登をどうしたいか、自分の本音や夢を語る」 をテーマに話し合いを行いました。
施設代表の花木さんも、次のようにコメントしています。
「このhanasakaという事業も、100人いたら100通りのそれぞれの自分の花を咲かせる場所になってほしいという願いと、自分の名前を掛けて名づけたもの。今回のテーマはとても通じるものがあります。」
振り返り:前回の学びと課題
前回(12月)の会議では、目の前でアイデアを形にするプロセスを実演しました。
例えば、 「オリジナルアパレルブランドを立ち上げる」 という話題を取り上げ、AIとWEBサービスを活用してその場で実現可能な形にまで仕上げました。
前回の実演内容
- ChatGPTでコンセプトやブランド名を決める
- ImageFXでロゴや写真を作成
- BASEでネットショップを開設し、PaintoryやPrintfulを使ってオンデマンド商品を登録
結果、数時間で「Ebb to Flow」というブランドが形になり、参加者からは 「こんなに簡単に実現できるのか!」 と驚きの声が上がりました。
ただし、その場で成功体験を見せることはできても、 「ツールの使い方を説明する時間が多く、ついていけないと感じた人もいた」 という課題が残りました。
今回のテーマ:本音を語る「能登妄想100」
そこで今回は、新年らしく 「本音を解放する時間」 を設け、能登で「こんな未来があったらいいな」「実はこう思ってた」という意見を自由に語り合いました。
ツールの使い方を一足飛びで説明するのではなく、まずは 「夢や妄想を共有する」 ことに重きを置きました。
語られた「本音」と「やりたいこと」
参加者が語った意見の中には、地域ならではの課題や夢が反映されていました。
- 「ばあちゃんの漬物を全国で売れるブランドにしたい。」
- 「俺の漁船で観光ツアーをやりたいんや。」
- 「震災で職場がなくなった。自宅でできる仕事を見つけたい。」
- 「中島の牡蠣を世界中のグルメに届けたい!」
- 「能登の祭りをVRで再現して、世界中の人に体験してもらいたい。」
- 「空き家を改装して、アーティスト向けのシェアハウスを作りたい。」
- 「能登の自然をテーマにした音楽を世界に発信したい!」
これらの意見には、今まで言えなかった本音や地域特有の課題が反映されていました。
新しいツール「Bolt.new」の紹介を見送り、妄想を広げる時間に
当初、今回の会議では 「Bolt.new」というアプリ構築ツール を使って実演を行う予定でした。
しかし、前回の反省を踏まえ、 「ツールを説明するだけで参加者が置いてけぼりにならないように」 と考え、紹介は次回以降に持ち越しました。
代わりに、今回出た妄想や夢を整理し、次回以降の実践につなげる流れを作ることを優先しました。
「本音を解放し、自分の花を咲かせる」挑戦を応援します
今回の会議を通じて、 「同調圧力から解放され、個々の夢を実現する第一歩」 が見えてきました。
震災をきっかけに地域構造が変わりつつある今、 「これまで言えなかった本音を解放し、自分のやりたいことを実現する場」 をみんなで作り上げていきましょう。
施設代表の花木さんが言うように、 「100人いれば100通りの花が咲く場所」 を目指して、hanasakaではこれからも活動を続けていきます。
読者の皆さんへ:あなたの夢を教えてください!
「こんな未来を作りたい」「実はこう思ってた」というアイデア を、ぜひ共有してください。
一緒に形にする挑戦をしていきましょう!
お問い合わせはこちらから!
今年も一緒に新しい未来を作りましょう!