可能性を形にする一歩
今回の会議の冒頭では、前回の振り返りを兼ねた雑談がありました。その中で、 「AIの情報を見ていると、何を目指せばいいのか見失ってしまう」 という意見が多く挙がりました。
皆さんも、一度YouTubeで「AI活用」について検索してみたことはありませんか?
検索結果には、 「一撃200万円!」「〇〇で一攫千金!」 といった、つい惹かれてしまうようなタイトルが溢れています。
確かに魅力的に感じるものの、こういった情報に引き込まれるうちに、
「自分が何をすべきかわからなくなる」
という状況に陥りがちです。結果として、何も行動に移せないまま終わってしまう、という本末転倒な結果になりかねません。
「じゃあどうする?」から実践へ:AI活用の価値を体感
「AIを活用しよう」と情報を集めても、具体的に何をすればいいのか迷うこと、ありますよね。
そんな中、今回の会議では、 「どうすればAIを自分事として活用できるか」 をテーマに進めました。
実は、以前の私が経験した「本の出版」の話を共有したところ、参加者の中から 「それなら自分もできそう!」 という声が挙がりました。
目の前に実際に体験した人がいることで、AI活用を 「遠い話」から「自分もやってみたい」 という感覚に変えられることを実感しました。
アパレルブランド構築をその場で実演
そこで、前回の会議でちらっと話題に上がった 「オリジナルアパレルブランドを作る話」 を取り上げ、 「今、この場で形にしてみよう」 という実演を行いました。
AIは、聞いているだけではその価値を実感できません。実際に使ってみて、初めてその可能性に気づくものです。
今回の会議では、 「試しにやってみる」 というスタンスで、AI活用の一連の流れを共有しました。
アパレルブランド構築:実践で得た気づき
前回(11月)の議題で話題に出たオリジナルアパレルブランド構想を、その場で実際に進めた結果、
「驚くほど簡単にブランドオーナーになることができる」 と参加者に驚きをもって体感していただけました。
試みたプロセス
- AIを活用した作業
- コンセプトを決める
- ChatGPTを使い、ターゲット層やメッセージ性を考慮したブランドコンセプトを作成。
- ブランド名を決める
- ChatGPTに提案を依頼し、「Ebb to Flow(エブトゥフロー)」という名前を採用。
- ロゴを作成
- ImageFXを活用してブランドイメージに合ったロゴを作成。
- 写真を生成
- AIでコンセプトに沿った商品写真やブランドイメージのビジュアルを作成。
- コンセプトを決める
- AI以外のWEBサービスを組み合わせた作業
- 公式サイトを作成
- Elementorを使ってブランドサイトを構築。
- Ebb to Flow公式サイト
- ネットショップを開設
- BASEを利用して、オンラインショップを簡単に開設。
- BASEショップページ
- オンデマンドサービスで商品登録
- PaintoryやPrintfulを使い、注文が入れば自動で製造・発送される仕組みを導入。
- 公式サイトを作成
AI活用の価値を体感する機会に
ほんの数時間前までは「アイデア」として話していた内容が、 「AIと少しのWEBサービスの連携で現実に形になる」 という事例をその場でお見せしました。
参加者の皆さんには、AIを使った実践を通じて、
「AIの活用は特別な知識がなくても、今すぐに自分のアイデアを形にすることができる」
ということを体感していただけたと思います。
新ブランド「Ebb to Flow」の誕生
こうして誕生した 「Ebb to Flow(エブトゥフロー)」 は、大人の女性向けサーフィンアパレルを中心としたブランドです。
震災復興や地域資源の魅力を取り入れながら、これから成長させていきます。
このブランドの育成過程で得られる新たな気づきや学びも、次回以降の会議で共有していきますので、ぜひご期待ください。
「やってみる」から始まるAI活用
もし、 「こんなこともやってみたい」「AIを使って実現したいことがある」 という方がいれば、ぜひご相談ください。
AIの可能性を一緒に探りながら、新しい挑戦をサポートしていきます。
次回の会議では、さらに多様なAI活用事例を実践しながら、地域の未来を形にする方法を共有していきます。
AIとともに、アイデアを形にする挑戦を始めましょう!
お問い合わせ先